ヨガの正解は体が知っている

世の中には正解、不正解に分別できるものがあって
理数系は特に一つの正解を求める作業になるのだと思う。

でも、国語のように、ひとによって正解がちがう。
社会に出ると、なにが正解かわからないことも沢山ある。

柔軟さは目でみるのではなく、目を閉じてみるもの

ヨガをしているときにふと鏡をみると、自分のポーズが見えます。
どこまで手足が伸びているかや、先生や隣の参加者と同じようになっているのか
ちらちら見ながら真似してしまいます。

でもヨガって、外に正解はないのです。
鏡を見ていると、ポーズの形がすべてだと思ってしまいます。
綺麗な体の伸ばし方だったり、まっすぐに伸びているかどうかなど
お手本と同じがいいのだと思ってしまいますが、
それは、自分の体を無理させてしまうことが増えてしまいます。

無理をするのは、運動です。
ヨガは無理するものではありません。

では、どうやって正解をみいだすのか?
そう思いますよね。

それは、目を閉じて行うことなのです。
目を閉じると体の内側が繊細にわかるようになります。
先生や参加者など周りの人に気持ちをとらわれずに
自分の体を見ることになるから
自分の体が気持ちよく伸びているのか
痛いのかがみえてくるのです。

私はヨガを教えるときに、なるべく目を閉じるように伝えています。
部屋も暗くすることで、自分の体に集中できるようになります。
足並みをそろえてと、学校では教わっていたのですが、
ヨガでは、足並みを合わせない。

そうして、自分の体のリズムをしる。
呼吸の流れをみつめる。

生命を感じることの幸福感は、最高ですよ。

読んでいただいてありがとうございました。

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