ヨガ哲学と言われている中の書物といえば
ヨーガスートラという経典です。
紀元後4~5世紀にパタンジャリさんという方が書きまとめた本です。
パタンジャリさんは聖者で、ヨガのことがもっとも詳しかったので
ヨガの心について、体について、そして宇宙とのつながりについてや
ヨガをすると、こういうことになっていく。。。などなど
詳しく書かれております。
一般的なヨガは、体を動かす部分が中心になりますが、
ヨーガスートラで体のこと(アーサナ)については196節ある中の2つしか書かれていません。
ということは、体のことより、行動や心についてのこと
自分自身をりかいするための方法や解決方法など、
まとめると、自分の心をコントロール(制御)する
それを、最も重要としているのがヨーガスートラなのです。
ヨーガスートラは4章196節で構成されております。
ヨガを始めて間もない方やスートラスタートの方は2章の実践編から理解していくと
分かりやすくなっております。
2章には「ラージャヨーガ」という王様のヨガについて書かれています。
王様は国をまとまる力があり、いまの時代で言うと大統領とか、総理みたいな立場の人に
どのように国をつくっていくのか
争いごとにどう立ち向かっていくのかなどを実践する方法になっていますが、
私たち向けにしていくと、それは、会社の経営だったり、グループのリーダーだったり
自分自身をどういう方向にむけていくかなど
ヨガは様々な部分で、迷ったときに使える哲学や考え方が詰まっているのです。
そのラージャヨーガの実践内容の特徴は8段階に、
まるで階段を上がるようにできています。
1段目から順番に、やっていくことで、ヨガの目的でもある心をコントロールする方法が身につくわけです。
8段階のヨガは別名アシュタンガヨガと言われています。
1ヤマ(しないでほしいこと5選)
2ニヤマ(やってほしいこと5選)
3アーサナ(体を動かすポーズなど)
4プラーナ(呼吸法・調気法)
5プラティヤーハラ(感覚を制御する)
6ダーラナ(集中)
7ディヤーナ(精神統一)
8サマディ(三昧)
この方法は、ヨガ行者だけでなく、ビジネスマンや会社員、起業家、主婦など
様々な人にむけて、誰もが抱える悩みなどの解消にも、
とてもおすすめになっています。
また、詳しく説明していきますね。
読んでいただきまして、ありがとうございました。
質問などありましたら、上のお問い合わせフォームからご連絡お待ちしています。