「ヨガや瞑想に興味があります。瞑想って何に効くんですか?」
とご質問をいただきました。
そこで、瞑想をすることで起きるメリットと
瞑想を始めると自分に起きることなどを解説していきます。
瞑想をすることで得られる2つのメリット
瞑想をすることによって、メリットがある2つを紹介しますね。
1つ目は、瞑想をすることで、脳の前の部分「前頭前野」を刺激して
記憶、感情、行動の制御をします。
ムカッとなったときに、冷静に戻したり、
落ち込んだりイライラした感情にひきずられないようにする。
ストレスをため込まず自分を客観的に眺めることができるようになったりする部位です。
例えば、仕事で嫌なことがあったとします。
その嫌なことを家に帰っても思い出してしまう。
そんなときに、瞑想をすると、嫌な感情をそっと、横に置いておくことができます。
そうすることで、ストレスを感じにくく
日常では、冷静に感情に引きずられない自分を取り戻すことができるようになります。
2つ目は「脳派」が切り替わるという話。
人間の脳波は5種類に分かれていて、リラックスしている状態から
脳が活動している状態で分類されております。
その5段階の中で瞑想をするとα(アルファー)波がでてくるようになります。
更に集中して瞑想をするとθ(シータ)派といって更にリラックスした状態が現れてきます。
そうすることで、体に休息を与えることができます。
又、Γ(ガンマ)派という集中する脳波も同時にでてくるので、集中しながらもリラックスして状態になります。それは、ゾーン(スポーツの時にスローモーションに見えたり集中した状態)と呼ばれています。
脳波が変わることで、心からリラックスした状態と、気持ちの良い集中状態が保てるので
体も心もすっきりとして快適な状態で過ごせる分けです。
沢山の効果を読んで瞑想を始めようと思った方はこの後も読んでくださいね。
瞑想をやめたくなる初期におこること
瞑想をはじめると、あらゆる方向から
瞑想を阻止しようと、自分の中が動き出します。
それは、体の症状から出てきます。
体がかゆくなる。体の痛みがじんわり出てくる。
体を動かしたくなる。
そして、心の症状も。
今やらなくてもいいことなのに、やることが頭の中に浮かぶ
掃除をしたい場所が出てくるなど。
心で瞑想を邪魔しようとするのです。
こうして、心は本当の静けさ(静寂)を避けていくので
瞑想をやめさせようとするのです。
瞑想を続けていくコツ
瞑想は筋トレと同じように、定期的にやることで、
できるようになっていきます。
最初は5分。
姿勢をまっすぐにできれば、椅子でも大丈夫なので座ります。
慣れてきたら、安座(あぐら)のようにしながら
少しずつ分数を増やしていくことで
ある日、気持ちがすっきりするようになったり
心が軽くなったりできるようになっていきます。
歯磨きをするように、少しずつ毎日やるようになってくると
自分の心をコントロールできるようになっていきます。
今日も読んでいただいてありがとうございました。
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